• 安芸太田町議会議員・大江あつこの活動を報告します。
  • 住民の納得が第一!

  • 一緒に話し合って町づくりをしていきましょう。

2024年4月10日水曜日

2024年2月28日水曜日

広島市議会で二つの請願が採択されたことについて思う事

昨日2月27日、広島市議会本会議において、請願12号『平和推進基本条例に即した厳粛な平和記念式典の開催について』と、請願13号『平和推進基本条例に即した厳粛な平和記念式典の開催に伴う原爆ドーム前の現状の解消について』が、3議員からの反対討論の後、賛成多数で採択されました。私は、この請願について、議員という立場から、そしてまさにここで問題とされている8月6日朝の原爆ドーム前での、全国から老いも若きも集う反戦集会と8時15分の 黙とうを行った後のデモに参加している者として、広島市議会がどのような考えを示すのかとても関心を持っていました。時間の調整がつかず、傍聴は出来ませんでしたが、生中継で視聴しました。

議決された瞬間に思ったことは、議員のうちのどれだけの人が自ら8月6日朝、原爆ドーム前に立ったことがあるのかという事です。請願が求めている一つに『8月6日は一定の時間一定の場所の静ひつを守る条例策定を検討する』があります。これを市に求める根拠として、原爆ドーム前で行っている集会を一方的に非難する形であげていますが、実際はそんな単純なものではありません。『厳粛と静謐を求める』団体のボードをもって集会周辺を取り囲んでいる多くの人々、発言をかき消す大音量で罵声を浴びせる右翼(被爆者にさえ容赦ない振る舞い)、そして集会を取り締まる多数の警官や機動隊の配備というそれらが混ざりあった状況となっています。その中で、集会を行う全ての団体、人々は、全力で必死で『戦争反対、核兵器廃絶、誰も戦争で死んではならない』と訴えています。それは感動的です。

8月6日午前8時15分、行動せずにはいられないのは、日本がアジア太平洋戦争を遂行した帰結として、アメリカが原爆を使って広島を地獄のヒロシマに変えたその日その時だからです。原爆ドーム前で行うのは、そこが広島における反戦を訴える原点、世界に知られる象徴の場所だからです。この2点を奪う事があってはなりません。

ウクライナでパレスチナで多くの人々が今まさに殺されていますが、日本政府はそれに明確な反対を表明しません。また、台湾危機は日本の危機と言い、アメリカの同盟国として、再び沖縄を捨て石にして中国侵略戦争に参戦しようしています。軍拡に走り、G7サミット『広島ビジョン』で核使用を容認しました。圧倒的権力を有する国が戦争へ向かおうとしている時、それに加担することなく、阻止するのが地方自治の一端を担う議員の役割です。私たちは集会、言論の自由と権利を奪い、反戦運動を弾圧する側にまわってはなりません。

この様な事を一日考え続けました。これは自分への戒めでもあります。

2024.02.28  

広島 NEWS WEB「平和記念式典 厳粛に開催を」請願を採択 広島市議会

2024年1月11日木曜日

2024年1月10日水曜日

2023年12月18日月曜日

感動しました。戦争は絶対してはならない

12月9日、戸河内交流センターでの『はだしのゲン』実写版上映会には、51名(内小学生3名、高校生1名)の来場があり、時に涙しながらの素晴らしい鑑賞となりました。実行委員会メンバーも感激の上映会でした。

皆様から「戦争は絶対あってはならない。原爆は悲惨だ。廃絶を。自分の生き方を問う」など気持ちを揺さぶられた感想が多くありました。今後も皆様と共に、「戦争反対、核兵器廃絶」の願いを、実際の行動でこの町からも示していきたいと思います。

  • 感動しました。戦争は絶対してはならない。
  • 戦争も平和も人間がつくり出すもの。教育の力が最も重要だと強く感じました。
  • 広島出身と言いながら、ヒロシマの心を知らない首相が G7 サミットで核使用を認めた。
  • その裏でパールハーバーと平和公園の姉妹公園、『はだしのゲン』削除・・・。ウクライナ・ロシアの戦争を拡大する話し合いをした。今イスラエルの無茶な殺人戦争。日本政府は間違っている。
  • 冒頭の父親の「戦争は国家犯罪」という言葉が全てを表していると思います。今の平和な時代を当たり前でなく、心よりありがたく思っています。国は少し消極的なのが気になります。子ども達が池の鯉を取る場面、それほど問題にすることでしょか。今と時代状況が全く違うのですから。改めて恒久平和と原爆等の廃絶を心より願います。
  • 日本の歴史に残るものです。どうか教育の場で後世に残し、次世代に残してください。こんなむごいことは許されるものではありません。8 7歳の私の思いです。
  • いい企画でした。会場の所在が分からなくてちょっと困りました。あの時代、非国民と呼ばれることがどんな・・・・・。でもそういう生き方をしたい。
  • 平和に向かって頑張りましょう。とても良かったです。
  • 国より地球(人類)に愛を。
  • 労働組合の議案書から「反戦反核」の闘いの方針がなくなり、教育現場では平和教材から核兵器と被ばくに関する記述が削除される。次の戦争の準備としか考えられません。戦争が始まる前に戦争反対で闘っていきましょう。
  • はじめて『はだしのゲン』の映画を観ました。改めて戦争の恐ろしさを感じました。非国民、現代でも形を変え起こっているなと思いました。マスク・ワクチン・差別。帰ってから家族と又話したいと思います。
  • こわかった。(7歳)
  • 人間のする愚かな事に、誰が終止符を打つのでしょう。一人ひとりが強くならなくてはいけないと思う。一人でも多くの人の声を出してみたいものです。意識づけをして下さり、ありがとうございました。
  • 戦時中に生まれた自分、時代の出来事、幼い時代の事として終わるのではなく、今もあの思いを引きずっています。今、世界の戦いを真正面から向き合い、どうするか一人ひとり考えるべき時です。
  • 人任せ、無関心。物事の真実に向き合った生き方をする、日常を振り返りながら生活していこうと思います。貴重な機会をいただきありがとうございました。
  • 戦争は許されない行為。始めるのも人。しかし、終わりを決められるのも人。まず戦争を始めない動きをしていきたいと強く思いました。
  • どの時代でも生活をする事の大変さを感じます。今の自分の幸せを良しとして、これから何もない、平和の続くことを願うことです。
  • いろいろご心配でした。久し振りに観ました。大変良かったです。
  • 平和がより大切だと思いました。
  • 今日は来て良かったです。ありがとうございました。お世話をしていただき本当にお疲れ様でした。
  • マンガを読んで、はだしのゲンは知っていましたが、初めて実写版をみました。今の当たり前の考えが言えなかった時代。食べ放題…。みる機会をありがとうございました。
  • この映画を、是非各学校・地域でやってほしいです。

2023年12月3日日曜日

戦争に繋がるものが私たちの空を飛ぶことを許さない!

11月29日、ニュースで鹿児島県の屋久島沖にオスプレイがエンジンから火をふ いていて旋回しながら墜落したと聞いた時、オスプレイの危険性と安芸太田町の現 状を考え、不安と憤りを感じました。

墜落し犠牲者を出したこのCV-22オスプレイは、米空軍横田基地所属で、米軍岩国基地か ら嘉手納基地(沖縄県)に向かう途中でした。岩国基地は、関東方面と沖縄の間をオスプレ イが移動する際の中継地として給油などに対応しており、さらにもしオスプレイが岩国基 地に駐機して訓練する(している)となれば、米軍機の訓練空域エリア567にある安芸太田 町も、この様な事故に巻き込まれる可能性が充分にあります。現に2004年4月、岩国基地 所属のCH53D輸送ヘリが島根県での訓練の帰りに戸河内小学校付近の河川敷に緊急着陸す る事故を起こしています。このヘリ部隊はその後、沖縄の米海兵隊普天間基地(宜野湾市) に派遣され、同年8月に沖縄国際大学へ墜落する事故を起こしました。

私は12月1日『8・6ヒロシマ大行動』と共に中国四国防衛局を訪れ抗議の申し入れを 行い、その際口頭で憤りと切実さを込めて、防衛省、アメリカ軍に対し以下のことに ついて要請するよう、防衛局担当者に伝えました。

  ■エリア567での米軍戦闘機やオスプレイの訓練は危険極まりなく住民は不安だ。 (日米両政府は今年7月、日本国内の山岳地帯で米軍オスプレイMV22が飛行訓練 をする際の最低高度を、約150メートルから約60メートルに下げることに合意)

  ■米軍機の低空飛行は騒音をまき散らし、日常的に気分がイラつく。(最高では100デ シベル以上の事もある。)

  ■このような訓練を止めるべき、さらには米軍基地についても撤退すべき。

私は2012年、仲間と共に町や議会に『オスプレイの岩国基地への駐機および飛行訓練反対表明について』国へ要請するよう陳情し、集会も開きました。その時の皆の気持ちは、 『戦争に繋がるものが私たちの空を飛ぶことは許せない、私たちの空を戦争の訓練場に させない』でした。戦争やそれに関する事故に至るまで様々な原因が重なり、直近の引 き金があり、必然的に事象として私たちの目の前に現れます。『戦争は絶対反対!』を、 多くの人たちと常に共に訴え続けなくてはと強く思います。

2004年4月戸河内の河川敷に不時着した米軍ヘリ

2023年11月22日水曜日

「『はだしのゲン』を観る会安芸太田」を開催します

    開催日時;12月9日(土)  9時45分開場 10時〜12時
    会  場:戸河内交流センター
<ビラのダウンロードはここから>