• 安芸太田町議会議員・大江あつこの活動を報告します。
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2023年6月28日水曜日

2023年6月3日土曜日

5月20日 8・6ヒロシマ大行動主催『国際反戦集会』で発言しました

(その時の発言です)

17日から、三日間連続のデモと野外集会、私たちは警察・機動隊の異常・異様な警備や広 大生の不当逮捕を怒りに変えて本当に素晴らしく闘っています。

昨年5月、岸田首相は『2023年のG7サミットを広島で開催する』と宣言しました。それか ら1年、真正面から『G7広島サミットは戦争会議だ。粉砕だ。』を貫き、訴えてきたのは、 ここに結集した我々だけです。被爆証言や若者の提言さえもサミット開催の意義に飲み込 んで、総がかりサミット体制を作りあげてきたこの間の過程を見るとき、絶対的反対以外 は全て体制側に組み込まれていくことを痛感しました。

このG7サミットの真意は、ロシア・中国・北朝鮮には核兵器を廃棄させ、G7と同盟国だけ が世界を制圧するための核兵器を持つこと目指す事です。

20年前、アメリカや有志連合国の為政者は、『イラクを独裁者から解放し、民主国家にす る』と武力侵攻し、数十万の人々を殺し、町を荒廃させ、劣化ウランの微粒子をまき散ら しました。イラクの人々は「これがアメリカの言う民主主義か」と言います。今回もまた、 「ウクライナ戦争は独裁主義・権威主義と民主主義との戦いだ」とご都合主義の大義のも と、ウクライナ軍に武器を供与し、この戦争を続けさせています。ゼレンスキーが今日日 本にやってきます。岸田首相は、「侵略者から国を守る英雄」がやってくるという舞台を 作りました。ここまでやるのかと改めてこの広島サミット、戦争会議にかけるアメリカを はじめとするG7の強固な意志を感じます。私たちの望む真の民主主義は、今どこにもあり ません。労働者民衆が自らつくり上げていくしかありません。

イギリスが供与する劣化ウラン弾の主成分であるウラン238の半減期は約45億年、半 永久に人体と環境を汚染し続けます。絶望的被爆状況です。イギリスはそれをウクライナ の地で使えよ、あるいはロシアへの攻撃として使用しろと言うのでしょうか。また、これ をトリガーに核兵器の応酬に発展する恐れがあります。絶対にあってはなりません。

日本は、かつて、殺し尽くし、焼き尽くし、奪い尽くした中国の人々に、「台湾有事は日 本の有事」と、再び銃をミサイルを向け、多くの人を殺すのでしょうか。そうなればもち ろん中国は反撃します。岸田は沖縄島・沖縄南西諸島の住民が、そして日本の民衆が殺さ れることも厭わないという事です。絶対許しません。

昨日G7首脳らが献花した原爆慰霊碑に刻まれている『過ちは繰り返えさせない』の誓いは、 『再び戦争は起こさない、核兵器使用も保持も許さない』という、被爆者や反戦反核を訴 えてきた人々の切実な願いです。 『その誓いを蹂躙するようなG7サミットに一片の社会 正義などない。世界中の労働者階級は、殺し合いや核兵器などまっぴらだと心底思ってい る。』と言いたい。

広島で被爆者の闘いは今も続いています。「黒い雨」認定審査の新基準は、認定をめぐっ て勝ち取った判決の内容を反故にしました。これを不服として、すべての「黒い雨」体験 者を被爆者として認定するよう求めて、再び「黒い雨」訴訟に立ち上がりました。「生き て生きて生き抜いて、闘うんだ」を、身をもって示しています。

サミット闘争後半戦、『G7サミット、全くおかしい。』と感じ始めている多くの人々と共 にウクライナ即時停戦、中国侵略戦争阻止、さらに社会を根本から変革していく行動につ なげていきましょう。