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2021年12月28日火曜日

黒い雨の地域拡大に向けて原告以外の被爆者の補償も!

2021年12月議会で意見書が決議されました

安芸太田町では、12 月 6 日現在 137 件 の被爆健康手帳の申請がありました。 議 会では下記通り、内閣総理大臣、厚生労働大臣への意見書を決議しました。

被爆者認定の審査基準の改定に関する意見書

本年7月14日広島高等裁判所において、「黒い雨」訴訟に関し、控訴を棄却し、原告84名 全員について被爆者健康手帳の交付等を命じた広島地方裁判所判決を維持した。菅元総理 は、7月26日に談話を発表、翌日閣議決定された。内容は次の通りである。「(前略)84 名の原告の皆様と同じような事情にあった方々については、訴訟への参加・不参加にかか わらず、認定し救済できるよう、 早急に対応を検討します。原子爆弾の投下から76年が 経過しようとする今でも、多くの方々がそ の健康被害に苦しんでおられる現状に思い を致しながら、被爆者の皆様に寄り添った支援を行ってまいります。」

現在、本町では多くの「黒い雨」に遭った方々、放射性微粒子が混入した飲料水・井戸水 を飲んだり、放射性微粒子が付着した野菜を摂取したりして、放射性微粒子を体内に取り 込むことで、内部被曝による健康被害を受けた方々が、被爆者健康手帳交付の申請を行い、 認定手続きの開始を待ち望んでいる。国は、内閣総理大臣談話に責任を持ち、高齢となっ た被爆者に寄り添い、広島高等 裁判所の判決で示された内容に沿って、早急に被爆者 認定の審査基準の改定に必要な措置を講ずることを強く要望する。