住民のみなさまと共に、納得できるまで、何度でも意見を出します。
私の議員としての基本的な立場は、これが根底です。私は2017年に議員へと立候補するまで、まさか私が議員として活動するとは思ってもみませんでした。
そんな私ですが、いまは町民の代表として活動しています。一番重要なことは、町議や町長など一部の人たちで決めるのではなく、住民自身が主体となって町づくりを行うことです。一人の住民も取り残さない――こういう姿勢こそが必要です。そのために、住民の皆さんが町政に持つ疑問を受け止め、取り上げ、何度でも議会で質問や意見をします。
政府の地方切り捨て政策に反対し、住民の力でふるさとを守ります。
政府は新自由主義の中で「選択と集中」を掲げ、地方の切り捨て政策を進めています。
そもそも国は労働力を東京一極に集中させ、一方で地方は置き去りにしてきました。その結果が今日の過疎問題です。その中で、国は一層の地方切り捨て政策に走っています(地域間の競争による交付税の決定、生活に必要な施設の廃止等々)。国が進めてきた地方創生事業がどれほどの効果をもたらしたかは、はなはだ疑問です。
こうした政府の方針に反対し、住民自身の力と知恵で私たちのふるさと安芸太田町を守ります。特に、いまJ-Powerが「日本最大の風力発電所」と打ち出し進めようとしている、安芸太田町などへの大規模風力発電所建設に絶対反対です。風力発電所建設計画を撤回させましょう。
(三段峡黒淵)
保育・教育環境の充実を求めます。
すべての子どもが、十分な保育教育を受けることができる町、それこそを何より目指すべきです。かつて、町や村が貧しかった時代でも、行政や議会は教育に優先的に財源を注いできました。子どもたちの成長こそが皆の希望だったからです。「子どもの数が減ったから統廃合」「公的施設の削減のための廃園・廃校」では地元での子育は難しくなります。「自然豊かなこの町の、地域に根差したきめ細かい保育、教育を受けさせたい」―—そんな願いを持つ若い世代を引き付ける 保育・教育環境を求めます。
戦争に反対し、岩国米軍戦闘機 低空飛行訓練をやめさせます。
戦争は、私達民衆のすべてを犠牲にし、すべてを奪います。一方、一部の者は戦争で利益を得、社会を支配していきます。戦後多くの労働者民衆が「憲法9条を変えさせない、戦争は許さない」と声を上げ行動してきました。それが今日まで戦争を止めてきました。今、憲法の理念がなし崩しにされてきており、さらにそれを明文化されようとしています。何としても止めましょう。
この町は、日常的に岩国米軍戦闘機低空飛行訓練の爆音が轟いています。また、落下物やそれ以上の危険事故が起きるかもしれません。こんな状態は本来のこの町の姿ではありません。また一旦アメリカが戦争を起こせば、この町の空で訓練した戦闘機が他国を破壊しに行くのです。静かな空、安全な空を求め、戦争の訓練場にさせないため声を上げ続けます。
広島・福島・全世界の被ばくをくり返させず、核廃絶を訴えます。
「戦争や原爆はもう再びあってはならない。」小さいころから教育の中で心に刻んできた大切な教えです。原爆により一瞬にして多くの命が奪われ、廃墟と化したヒロシマ、ナガサキ、生き延びた人々も被爆による健康被害で今なお苦しんでいます。
また、被ばくの人体への恐ろしい影響はどこの国より分かっていたにも関わらず、原発事故でさらに被ばく者を生み出してしまいました。ウラン発掘から、原発燃料や核兵器製造に係る過程、そしてその使用に至るまで、多くの人々に被ばくを強制し、苦しませています。核兵器廃絶、原発撤廃を訴えます。