• 安芸太田町議会議員・大江あつこの活動を報告します。
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2022年3月20日日曜日

黒い雨申請件数

町の報告によると、2月28日現在、安芸太田町の被爆健康手帳の申請は182件です。

皆さん、懸命に申請書を整え申請されました。

「黒い雨」認定の新基準

厚生労働省は雨に遭った人に被爆者健康手帳を交付するための新たな審査基準を4月1日か ら適用します。

新基準は、雨に遭ったことが「否定できない場合」も含め、幅広く被爆者と認めるとしま したが、がんや白内障など「11類型の病気になったこと」を要件に残しました。(白内障 については過去の手術歴がある人も認める)

安芸太田町議会は、12月定例議会で、高裁の判決を遵守し11疾病は要件に入れないよう、 国へ要請してきました。また「黒い雨」訴訟団や多くの被爆者団体も、何度も国・県・市 へ要望書提出しています。この度の基準に、訴訟原告団長の高野正明さんは「被爆者の間 に新たな分断を生むだけだ」「判決を勝手に覆し、押し切ろうとする国の姿勢はあまりに も冷たい」と憤っています。(3月18日朝日新聞デジタル)

また、長崎郊外で原爆に遭った「被爆体験者」は新基準の対象外とされました。

なぜ、高齢の被ばく者にさらに諦めを強いるような政策をとるのでしょうか。全く許せま せん。これからも、あらゆる人々と共にこの国の方針に異議を申し立てていきます。

【朝日新聞デジタル 2022年3月18日】

「黒い雨」認定 の新基準を国が通知 被害者ら反発、長崎も対象外に